Windows11の更新を行いました

皆が新しいパソコンを持っていたり、買い替えるわけではなく、推奨機能に満たない構成のパソコンの場合は21H2や22H2のサポート切れを使用しているケースが見られます。
Microsoft推奨のサポートでいえば「新しい機種への買い替え」が唯一の選択肢ではあります。
サポート切れの場合はセキュリティ更新が行われないためメールやSNS利用者にとってはリスクがあります。

今回は地域の高齢者がパソコン教室で使う持ち込みパソコン2台の更新依頼がありました。

症状は「WindowsUpdateが出来ない」が発端です。
ヒアリングすると家族が安く買ってくれたWin11機で、来歴不明の機材が多く、何らかの手段でWin11搭載機として購入していることがわかります。(メーカ純正の初期構成ではない)

1台目:Windows11Home 22H2、CPU Celeron 3865U、セキュアブート機能が動作しない
 構成を調べると、BIOSがLegacyであり、SSDがMBR構成。CPU以前にこれらの変更が必要。
 1) SSDのGPTへの変更
 2) BIOSをUEFIに変更し、Secure Boot機能をONに
 バックアップを取得後、順次作業したところ無事に新規構成でのWindowsが正常起動
 3) 対象外CPUのチェック機能のスキップ(レジストリ設定追加)
 4) Windows11 Consumer 25H2のインストールメディアから更新作業

2台目:Windows11Pro 21H2、CPU Core i5 7200U
 こちらは、Proエディションで21H2とぎりぎりOUTのCPUです。

 CPUのチェックをパスさえさせればOKそうなので、バックアップを取り更新作業開始。
 1) 対象外CPUのチェック機能のスキップ(レジストリ設定追加)
 2) Windows11 Business 25H2のインストールメディアから更新作業

インストールメディアはVisualStudioのライセンスから最新版(2025Dec)のisoをダウンロード
HomeはConsumer,ProはBusinessのISOをUSBマウントして使用
公開されているWindows11のインストールメディアからでも良いですね。

この作業で両機種共にWindows11 25H2の最新ビルドまで更新は出来ました。

仕事で使う人と違い、またパソコンが高くなっている中で、ITベンダーの都合で機種変更の強要は、むしろパソコン離れを起こしてしまいます。今回の古いCPU機種でも、Copilotを用いた生成AIの利用に問題は無く、学習には十分といえます。

セキュリティツールのDefenderをどこまで評価するかですが、更新切れでなければ使用に問題なくネットにつないでの作業でも個人ユースなのでそれほど気を付けることはないでしょう。
更新できなくなったWin10などを使い続けたい人には、別のセキュリティアプリ(ESATやMcAfeeなど)を導入することを進めています。

勿論、仕事でのAI利用やより高速な処理を求める人、或いはインターネットを多用している人などセキュリティリスク軽減のためにも新しい機種が好ましいのは確かです。
一方で高齢者パソコンの費用対効果を考えると、10年前のCore i5でも十分なケースがあります。
既にメーカー保証の切れたパソコンであっても、Officeアプリの使い方を学ぶのに問題は無いです。
またMicrosoft365のWeb版は無料なので、サポート切れの2019や2021を使う必要もありません。

年金支給額は物価上昇に比してますます目減りしてゆきますので、「倹約」の意識が大切です。
まだまだ使えるパソコンを必要な機能を維持して使い続ける、また使い続けられること。
モノつくり企業にも「倹約」意識を持った経営を求めてゆきたいものです。

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