データセンターは将来どうあるべきなのか
AIの普及により各地各企業がデータセンター(DC)を構築している。
データ分析しその結果を得るのがAIであるならば、最新の専門データは個々に分散されており連携することが可用性、完全性を保つには望ましいと思われる。
世界中に分散するデータを2次集約し処理することで処理速度の向上を見込むが、使用するデータの権利関係をどの様に管理するかの仕組みはできておらず、既に問題となっているケースもある。
ネット上の公開データであっても著作権は存在し、2次利用であっても権利侵害となる。
日本の同人誌のように2次創作に甘い国ばかりではなく、特に欧米は罰則規定も厳しくAI創作物の元情報に対して参照した場合どうなのか、これからのAI利用の大きな制約になることは確かだろう。
AIの元データをどの様に集め、保管し、利用するか。
検証できなければ何をしても良いというわけではなく、デジタルデータの場合その痕跡は容易に辿れる。
巨大DCの建設が世界で進んでいるが、「無断使用できないデータ」を大量に集めて、保管するストレージが増えるだけにならないよう、AI利用時のデータ参照ルールが求められる。
本来はDC建設に先駆けて行うべきルール化だが、制約次第ではDCが廃墟となるリスクもある。
AIで文書や画像を作成する場合、元ネタへのリンクが表示されることが多い。AIシステムが参照元の許諾を得ているとは思えず、今のAIは「自動編集された、まとめサイト」であると言える。
AIが独自に思考することは様々な危険性を持つが、人間が判断する参考情報を作るために、どれほどのDC投資が必要かを考えると、それほど価値ある情報といえるのか疑問ではある。
AIで活用するデータは著作物であり個人情報である。それらを集約するのがDCとして、世界中のすべてを集約することは不可能である。常に膨大な情報が作り出されている中で「集める」という行為に頼るAIではおのずと限界がある。
人がAIに何を求めるのか?
圧倒的速度で2次創作物を生み出してくれる道具。
それを求めた先にある人類の存在価値。
AI兵器で殺される側に立たされた時に気が付いてからでは遅い。
投稿者プロフィール

-
有限会社リッジシステムズ
代表取締役
休日は趣味のカメラ撮影で地域の景色を見て回っています。
最新の投稿
コラム2025年11月28日ビジネスにおけるAI活用
コラム2025年11月6日AIによる証明写真の編集
コラム2025年11月5日データセンターは将来どうあるべきなのか
市場動向2025年11月1日情報漏洩対策


